大みそかの俳句

 今日は大みそかですね。「大晦日」「大三十日」とも書きます。また他に大みそかを意味する言葉として、「大年(おおとし)」「大つごもり」「除夜」ともいうそうです。あなたは今年最後の1日を、どんな風に過ごしますか?俳人たちの「年の暮れ」には、個性が表れているようです。

*人間の 行く末おもふ 年の暮れ~松瀬青々

*腹の底に 何やら楽し 年の暮れ~村上鬼城

 来し方行く末を考える人もいれば、何か楽しい事でもあったのでしょうか?ハッピ-エンドで締めくくる人もいるようで…。

*高浜虚子
・ふとしたる ことに慌てて 年の暮れ

・見送りし 仕事の山や 年の暮れ

 虚子さんは、あわてんぼうだったのか、やり残したことがあったのでしょうか。あるいは仕事が多くて締め切りに間に合わず、年を越すことになったのかも…。

*「しがらみ」を詠んだ句
・やかましき 姑健なり 年の暮れ~夏目漱石

・しがらみに かかるもろもろ 年暮るる~富安風生

 「もろもろ」の正体を知りたいです。

*小林一茶
・餅の出る 槌(つち)が欲しさや 年の暮れ   槌→物をたたく道具(ハンマ-) 

 「槌」は「打ち出の小づち」を連想しました。振ればザクザク出てくる「槌」が欲しいです。お餅ではなくて…。

・うつくしや 年暮れきりし 夜の空

 大みそかの今夜は、どんな空になるのでしょう?
 この1年も、ブログをご覧いただきまして、ありがとうございました。
 良いお年をお迎えください。
























 

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