お金をかけずに見つけられる小さな幸せ~『幸福のヒント』鴻上尚史著より
コロナ禍による外出自粛で、ストレスが溜まっている方も増えているようです。緊急事態宣言は今日までですが、まだ油断はできませんね。でも楽しみはお金をかけたり出かけたりしなくても、毎日ちょっとした気づきで見つけることが可能です。そんな視点を教えてくれているので、ご紹介しましょう。(本文より抜粋)
幕末の歌人・国学者、橘曙覧(あけみ)が書いた『独楽吟(どくらくぎん)』という連作短歌があります。すべて「たのしみは~」で始まるものです。明治になって、正岡子規、斎藤茂吉らに絶賛、注目されました。いくつか紹介するとー
(注)現代語訳の方を掲載。各々最初の「楽しいのは」を省略。
・珍しい本を人に借りて、最初の1ページめを開けた時。
・非常に優れた書や絵画を広げて見ている時。
・妻と子どもたちが揃って、仲良く食事をしている時。
・暖かく、快晴の春や秋の日に、そぞろ歩く時。
・大型の火鉢の横に寝転んで、揺り起こされたのも気づかないで寝ている時。
・朝起きて、昨日までなかった花が咲いているのを見る時。
・仲の良い友達と笑って語り合い、腹がよじれるくらい抱腹絶倒の時。
・物をよく知っている人に珍しく会って、昔や今を語り合う時。
・なんとなく読んだ本の中で、自分と同じ思いの人を見つけた時。
・お金がなくてわびしいなあと感じていると、人が来てお金をくれた時。
・昼寝をしている間に雨が庭を濡らしたと、起きて知る時。
・布団にもぐって寝物語をしているうちに寝てしまった時。
・嫌いな人が来たけれど、長居もせずに帰っていった時。
他にもまだまだあります。約150年前に書かれたものですが、人間が楽しい、幸福だと感じる感覚はあまり変わってないとわかります。作者が一番幸福だと感じたのは、この短歌を作っている時じゃないかと思います。それは、この本がずっと言っている「自分は何を幸福だと感じるのか」を探している時間と同じなのです。
いかがでしたか。あなたが幸福と感じるものはありましたか?「お金をもらった時」以外は、お金がかからないことばかりですよね。作者はあまりお金持ちではなかったようですが、そのかわりに、周りにある小さなことに感動する心を養えたのでしょう。「おうち時間」にできる楽しみ、見つけてみませんか。
では今日の文字を書きましょう。

幕末の歌人・国学者、橘曙覧(あけみ)が書いた『独楽吟(どくらくぎん)』という連作短歌があります。すべて「たのしみは~」で始まるものです。明治になって、正岡子規、斎藤茂吉らに絶賛、注目されました。いくつか紹介するとー
(注)現代語訳の方を掲載。各々最初の「楽しいのは」を省略。
・珍しい本を人に借りて、最初の1ページめを開けた時。
・非常に優れた書や絵画を広げて見ている時。
・妻と子どもたちが揃って、仲良く食事をしている時。
・暖かく、快晴の春や秋の日に、そぞろ歩く時。
・大型の火鉢の横に寝転んで、揺り起こされたのも気づかないで寝ている時。
・朝起きて、昨日までなかった花が咲いているのを見る時。
・仲の良い友達と笑って語り合い、腹がよじれるくらい抱腹絶倒の時。
・物をよく知っている人に珍しく会って、昔や今を語り合う時。
・なんとなく読んだ本の中で、自分と同じ思いの人を見つけた時。
・お金がなくてわびしいなあと感じていると、人が来てお金をくれた時。
・昼寝をしている間に雨が庭を濡らしたと、起きて知る時。
・布団にもぐって寝物語をしているうちに寝てしまった時。
・嫌いな人が来たけれど、長居もせずに帰っていった時。
他にもまだまだあります。約150年前に書かれたものですが、人間が楽しい、幸福だと感じる感覚はあまり変わってないとわかります。作者が一番幸福だと感じたのは、この短歌を作っている時じゃないかと思います。それは、この本がずっと言っている「自分は何を幸福だと感じるのか」を探している時間と同じなのです。
いかがでしたか。あなたが幸福と感じるものはありましたか?「お金をもらった時」以外は、お金がかからないことばかりですよね。作者はあまりお金持ちではなかったようですが、そのかわりに、周りにある小さなことに感動する心を養えたのでしょう。「おうち時間」にできる楽しみ、見つけてみませんか。
では今日の文字を書きましょう。
"お金をかけずに見つけられる小さな幸せ~『幸福のヒント』鴻上尚史著より" へのコメントを書く